IMTS2018と周辺都市視察での学び

シカゴ国際工作機械見本市2018(IMTS)を視察して来ました。
アメリカの好景気を背景に前登録者数、出展企業数、ブース面積、ブース数、
いずれも歴代最高を記録したそうです。

今年も日本メーカーが大きな存在感を示していました。
近年、アメリカでこんなに大きな存在感を示せるのは工作機械・ロボットなどの生産財ぐらいではないでしょうか。
やはり長期的視点で、コツコツと研究開発を続けて来た努力の結果なんでしょうね。

今回の視察で気になったことがあります。
現地ガイドさんの話なのですが、アメリカやカナダの人気都市の不動産価格が10年前の3~4倍になっていて
もうかなり前からバブルだと騒がれていますが、依然として上がり続けているそうです。
要因は複数ですが、移民数に正比例する傾向とのこと。

日本も外国人労働者が増え続けています。空家を活用することは有効なことですが、
空家が不足し始めると、先述の各国のように不動産高騰が始まるかもしれません。

アメリカの経済や政治は、いろんな意味で世界最先端です。
私達の未来にとって、とても参考になると感じました。