アメリカの市場調査会社グローバル・マーケット・インサイツが、全世界の3Dスキャナ市場が2022年までに60億ドル(約6,012億円)規模に成長すると予想したレポートを発表した。
3Dスキャナは特にラピッドプロトタイピングの拡大に伴い需要が広がり、リバースエンジニアリングなどを中心に利用が進むとしている。業界としては航空宇宙産業、物流業における製品構造検査での利用が広がるとしている。
3Dスキャナのタイプではレーザースキャナーが最大のシェアを維持したまま高い成長率をキープするとしている。
また、エンターテインメント業界やメディア業界での3Dスキャナーの利用も広がり、2022年までに年率10.9%の高い成長率を維持するとしている。
業界の主要プレーヤーとしては3Dデジタルコーポレーション、Ametek、Basisソフトウェア、Topcon、FAROテクノロジーズなどが挙げられている。