米シカゴで開催中の国際製造技術展にて、日本の工作機械各社は、航空機部品加工向け市場を深耕している。
東芝機械は国内で実績のある門型マシニングセンター(MC)を月内に初めて米国の航空機分野に投入し、2017年初に現地のサービス体制を強化する。牧野フライス製作所やオークマは自動化技術や難削材向け工具寿命延長技術を提案。ジェイテクトやヤマザキマザック、DMG森精機などは新型機を投入する。航空機大手は受注が好調で、生産能力の拡大が急務となっている。
日刊工業新聞(2016.09.15)
※AM(Additive Manufacturing):積層造形の総称で、一般的には3Dプリンタを意味する。