オークマは3Dプリンタ事業に参入する。
金属粉末をレーザーで焼き固めて形状を作る金属3Dプリンタ(金属積層造形機)を開発した。
工作機械の技術を使い、造形物を削って仕上げるハイブリッド型。
2017年に発売する。オークマの事業参入により国内の工作機械大手の金属積層造形機がほぼ出そろう。
金属積層造形機は生産個数の少ない部品や複雑な形状の部品の製造に適している。
各社の高性能機の投入によって、少数品や複雑な形状の加工の一部は工作機械で材料を削る既存の工法から、
切削と積層造形技術を組み合わせた工法に変わる可能性が大きくなりそうだ。
2016.10.25 日刊工業新聞より