砂型3Dプリントで風鈴の社内鋳造にチャレンジ![第一回]

こんにちは営業企画課の堤です。

堤
大阪本社、営業部企画課。
広報媒体の製作を行っています。

加湿器、暖房といったありがたい社内設備

加湿器

暖房

しかし、おかげさまで若年性のメタボには社内が暑いのです。
でも暖房を止めると社内から大ブーイングが…

そうだ、風鈴があれば暖房を止めることなく涼しげな雰囲気で仕事もはかどるのでは?
音で涼しさを生み出す日本的文化、まさにクールジャパンです!
※風鈴の起源は中国のようです

社内設備で風鈴を作ろう

早速技術部に相談です

澤田グループ長、風鈴を作りたいです!

風鈴デザイン?

澤田澤田グループ長
大阪本社、技術部の総責任者

 

風鈴!?夏の展示会の準備?早いねぇ 

違います。社内が暑いんです。

・・・え?

・・・え?

風鈴があればあの夏の涼しい気持ちが再び訪れるので効率アップ!
クールジャパンです!!!
よ、よくわからないけど風鈴を作りたいのね…?
その通りです。
じゃあ社内に切削加工機があるから、削って作ろうか。材料は…
うーん、あの風合いというかなんというかわびさびに欠けませんか?
うるさいなぁ…(わびさび…?)

じゃあ砂型造形機を導入したことだし、鋳造してみる?

それだ!

砂型プリンタ

風鈴と型の3Dデータを作る

土師(はぜ)さん、風鈴のデータを作って下さい、砂型造形の型を作りたいんです。
こんな感じのイメージです

土師土師(はぜ)さん
大阪本社、技術部。3DCAD/CAM関連ソフトウェアと切削加工機を日々サポート。砂型3Dプリンタのオペレーションも担当

風鈴?
・・・?

なんですかこれ、UFOですか?

厚みとか、大きさとかどうしましょうか

むむ!何も考えてなかったですね…
うーん…?じゃぁいいです。モデリングは任せてください!

――その後

できました!モデルと型のデータです

風鈴

モデリングデータが完成しました!

それでは、造形開始!

―今回使用するのは、砂型積層3Dプリンタ SS600。12月に弊社に設置されたばかりの最新装置です。
先程作成した砂型の3DデータをSTLに変換し、SS600専用のソフトで読み込み設定すれば、造形開始です。

造形開始です!

なるほど、レーザーで焼結して積層するんですね

次回!いよいよ造形物取り出し!

第2回はこちら