社内備品をリバースエンジニアリングで修復
こんにちは。営業企画課の五島(ごとう)です。
五島
大阪本社、営業部企画課。社内ホームページなど広報媒体を担当。
いわゆるweb担当です。
先日、3DプリンタBelluloのご紹介動画を撮影しようと、三脚を取り出した際
高さ調節用のハンドルが破損していることに気づきました。
社内に色々すごい設備があるんだし、復元してもらおう。
足立さん
大阪本社、技術部。主にCTスキャンや付随するソフトウェア、
モデリング業務を担当する。
んー
んー・・・
・・・。
・・・・・。
とれるよ、普通に。
簡単に復元モデルとして使えるものになるよ。
3Dスキャンだと細部までスキャンすると時間かかりそうだから「CTスキャン」使うか。
―はやい!あっという間ですね!ものの15分ほどで作業完了でした。
素材が樹脂だと依頼件数を比較的多くこなしているのでノウハウの蓄積も早いようです。
スキャンデータから3DCADデータを作成
―CTスキャンで取得したデータを、3Dデータ(STL)に変換して頂き、 入井さんへデータをお渡し。
切削加工用にまず3DCADファイルを作成して頂きます。
入井さん
大阪本社、技術部。3DCAD/CAM関連ソフトウェアと切削加工機を日々サポート。。
―おぉ…さわやかな青年の温かい対応。さすが。
「DesignX」でモデリングします!
―30分後…
―こちらもなかなかスピーディに対応頂きました。
―成型コスト削減用の薄肉化の部分は、切削加工時には必要ありませんので、そこまではデータ化しませんでした。
いざ、切削加工へ
―続いて、切削加工へ移るため3Dラボへ移動。
こちらには小型の切削加工機や3Dプリンタを展示しております。
―材料をセットして、切削開始!今回はオプションの回転軸ユニットを利用して
割り出し4軸の両面加工を実施して頂きます。
―加工動作確認中。
―とりあえず一緒に見る。
いよいよ仕上げ!修復の結果は?
ドヤァ…
土台から切り離し、軽く仕上げしておきますね。
―すごくなんだかそれっぽく仕上がっています!
細部の加工面は、社内備品用なので、そこまで時間を掛けずに仕上げて頂きました。
おぉ…!
おおぉぉ!
今回の復元作業にあたり使用したRolandDG社製「MDX-50」は、
2016年10月発売となりました新機種です。
今回利用した、回転軸ユニット無償のキャンペーンを実施しております。