みなさま「第四次産業革命」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
産業革命は歴史の教科書には載っていますが、「第四次産業革命」は載っていません。
なぜなら歴史の話しではなく、未来の話しだからです。
今回は以下の本から、未来の話しをしましょう。
人類の生活と常識は、根底から覆される!
ダボス会議創設者がグローバルエリートとの対話を通じて歴史的転換点の到来を予言する
P41~P42 「これから紹介するティッピング・ポイントはすべて、 今後10年以内に起きると予想されており、 第四次産業革命が引き起こしたディープシフトを鮮やかに捉えている。 (略) これから待ち受ける大きな変化の先触れであるこれらのティッピング・ポイントは、 私たちに重要な背景情報を提供してくれるとともに、最善の準備・対応方法も示してくれている。 これらのティッピング・ポイントは体系的な性質を持つので、変化は増幅される傾向がある」 ★2025年までに起きると予想されるティッピング・ポイントが紹介されています P43(以下、一部抜粋) 【ティッピング・ポイント】 ●身近なもの ・10%の人々がインターネットに接続された服を着ている 91.2% ・眼鏡の10%がインターネットに接続されている 85.5% ●3Dプリンタ ・3Dプリンタによる自動車第1号の生産 84.1% ・消費財の5%が3Dプリンタで生産されたものになる 81.1% ・3Dプリンタ製の肝臓の初移植 76.4%
以上からわかることは、これからの10年間で私たちはさまざまな歴史的転換点を迎える、ということでしょう。 大きな変化が起こる前に必ず前触れ(ティッピング・ポイント)がある、 その前触れを的確に捉えて、次に起こるであろう大きな変化に備えることが大事になってくる、ということです。 たとえば、「3Dプリンタによる自動車第1号の生産」が10年以内になされる、 と84.1%の人(800人の調査対象のうち)が予想しています。 これがティッピング・ポイントであるとすれば、その先にどのような変化がやってくるのでしょうか。 ・自動車産業に大きな変革をもたらすかもしれない ・今まで難しいと思われていたものも3Dプリンタによって生産されるかもしれない ・「3Dプリンタ製の肝臓の初移植」が近い将来に実現するかもしれない ・他の業界にも技術革新(IoT、AI、ロボティクスなど)が波及すると、 製造業をとりまく情勢が10年後には一変しているかもしれない ・製造業と医療、製造業とインターネット、製造業と〇〇...など、 既存の関係の中にも新たな関わり方(=ビジネスチャンス)が生まれるかもしれない ※第四次産業革命はあらゆる業界を巻き込む大きな変化をもたらすのかもしれません。 私達も大きな変化に備えて、予測の難しい時代を切り開いていかねばなりません。