インプットとアウトプットの間にある大切なこと

新型コロナで巣ごもりの時間が非常に長くなっています。
コロナ前であれば展示会、セミナー、勉強会に出ることも多く、リアルからの情報が常に入ってきました。
しかし、今ではWEB、本、テレビと、ほとんどメディアからの情報に限られてしまいます。
これではマズいと思い彼方此方に電話してみるのですが、
相手方も同じような環境下で結局は同じなんですね。

しかし、ふと、新型コロナ前の溢れかえるような情報インプットで良かったのだろうか…と、 改めて考えることがありました。
人はこれまで当たり前に得られた情報が得られなくなることに対して、もの凄く不安になるのは当然なのですが、
余りに情報が多過ぎて“自分の頭で情報を整理して考える”ことが疎かになっていたと反省しました。

食物を歯で噛み切り粉砕することを咀嚼(そしゃく)する、と難しい単語で言ったりしますが
“自分の頭で情報を整理して考える”ことを咀嚼するとも言います。
アウトプットの質を高め成功の確度を上げるためには、この咀嚼する時間が欠かせません。

まだ暫く行動の制約は続くと思いますが、制約があるからこそ得られる時間もあります。
その時間をもう少し咀嚼をすることに回してみようと思っています。