少子高齢化を前向きに考える話題

大阪に本社を構えるネジ専門商社のサンコーインダストリー株式会社さんに、
勤続64年 90歳でギネス世界記録に認定された
現役総務部員さん(玉置泰子さん)がおられるそうです。

関西テレビ「よ~いドン!」内の名物コーナー「となりの人間国宝さん」に
出演された際のインタビューでは、
70歳前でパソコン、Excel、Wordを覚えて資料作成にバリバリと活用され、
とても便利になったとおっしゃっておられました。

なんと、いつまでも前向きでチャレンジ精神旺盛な方か!と感銘を受けました。

インタビュアーの円広志さんが改めて「目標は何ですか?」と尋ねると
「今日一日を頑張った先に明日が来ることです」と。
その上で「三年後にまた来てくださいね」と言われ、
20歳以上も年の若い円さんが驚いておられました。

言わないまでも当然、心身ともに衰えもあるでしょうが、
何より前向きな気持ちが大切なことを痛感させられました。
また、玉置さんのような高齢の方にもやりがいのある環境を提供しておられる
サンコーインダストリーさんも素晴らしい会社だと思います。

失礼ながら、ネジはありふれた付属品のようなイメージを持たれがちですが、
何を作るにも無くてはならない付加価値の高い必需品なんです。
「ないねじは、ない」というビジネスコンセプトの下に、
他社との差別化を図られ、事業を安定させ、同時に働く環境の整備も
積極的に取り組んでおられる様子。

私にとって大きな学びと反省が満載の話題でした。

参考サイト
https://www.sankei.com/premium/news/210206/prm2102060010-n1.html