お気に入りのテレビ番組コーナー

テレビ東京の番組である、Newsモーニングサテライトのコーナーの一つである
「モーサテ塾」が気に入っています。
内容は、著名な経営者から経済を学ぶ講義形式となっています。
初回講師は、日本電産の永守CEO、七月一日からは星野リゾートの星野代表が登場されています。

初回講師の日本電産・永守CEOの講義には、非常に大きな刺激を受けました。
決算発表の記者会見ニュースでも、かなり厳しい印象が前面にでていますが、
自身が創立された京都先端科学大学の学生を前にした講義では、
日本の将来を憂い世界で戦える人材を何とか育てたいという想いが熱い言葉で語られていました。

また経営者としての私も「先行きが不透明で・・」と使ってしまいがちですが、
講義の中で永守CEOは、

不透明でなければ会社の経営者なんて要りません。
会社に社長がいたり専務がいたりするのは、問題解決のため。
CEOが出てきて「不透明である」と言い出したら、「あんた何の仕事しとるねん」ということになる。

この言葉には反省しきりですね…
詳細が次に出ていますので紹介します
https://www.kuas.ac.jp/about/chairman/nagamorijuku/session01

二回目の講師は、星野リゾート・星野代表はフラットな組織を標榜されているだけあって、
プライベート旅行にでも行くのかと思わす様なラフなスタイルで登場されました。
自己紹介でも、スキーやスノボーの目標を第一優先に年間スケジュールを立て、
次に仕事スケジュールを入れているそう。
仕事第一優先の日本電産・永守CEOとは正反対のスタイルの方です。
フラットな組織を実現するには会社経営の教科書が必要とのことで、
星野代表が最も腑に落ちた「マイケルポーター博士の競争戦略」をベースに、
経営を行っていると公言されています。
今後、二回目、三回目の講義でポーター博士の競争戦略が
如何に星野リゾートの経営に活かされてきたかを語られるのが楽しみです。

「モーサテ塾」コーナーの面白いところは、一般参加の若い塾生から質問を受けて、
それに対してアドリブ(多分)で回答されるところにあります。
業界のこと、社内のことをわかっていない人達にどう説明されるのか大変興味深く見ています。
少々、眠い時間帯ですがコーヒーとマッチして良い目覚めにつながっています。