老舗旅館と夏祭りを体感した想い

北越工業株式会社様のエアマン会の総会が二年ぶりに企画され、今回は青森県で開催されました。
総会の開催場所は、蔦温泉旅館と言う大変歴史のある旅館。

その歴史は1174年に湯治小屋が出来、その後、大正時代に建てられた建物を使っている一軒だけのレトロな温泉旅館です。

特に浴室全てがブナの木で作られた温泉は、歴史のロマンを感じる趣でした。

この様な環境での総会はいつもと雰囲気が大きく違い、雑音も無く、シンと張り詰めた中で行なわれた素晴らしいものとなりました。

また、前日の夜はねぶた祭を観覧しました。
ねぶた祭も始まりが1716年頃だそうで、約300年近い歴史があるそうです。

今回の総会は長い歴史の重みと大切さを感じた行程でした。

歴史ある古い会社が世界一多く残っている事でも有名な日本ですが、古く長く続く場所や祭りが多く残っていることも理由の一つではないかと思います。
その場所も祭りも守って行くのは人なんですね。

今を生きる者が簡単に歴史を止めてはいけないのです。

未来へ引き継いで行ってもらう世代を育てることが、我々の義務であり責任だと改めて感じさせられた数日間でした。