IMTS2012とマザックケンタッキー工場視察

9月10日からアメリカのシカゴ開催された【工作機械見本市 IMTS2012】とヤマザキマザックマザック様のケンタッキー工場を視察できるチャンスを頂きました。

IMTS視察は今回で2回目ですが、メインの展示物は前回と大きな違いを感じることが出来ませんでした。

しかし、今まで日本では聞いたことのない中小メーカーが多数出展されており、アメリカ市場では受け入れられていることを考えると、改めて裾野の広さを感じさせられました。

マザックケンタッキー工場は、日本で開発された製品を同じように生産だけを行なっているのかと思っていました。
しかし、実際は独自開発を多く手がけており、ケンタッキー工場でしか作っていない工作機械が何種類もあるそうです。

アメリカ・ケンタッキーに進出して38年が経ち、開発も生産管理もアメリカ人が行なうという、今ではすっかりアメリカ一の工作機械メーカーになっている印象でした。

主要なマーケットは航空機産業・医療機器産業・資源開発プラント産業向けなどが多い様で、半導体やスマートフォン主体のアジアマーケットとは随分様子が違います。

日本でもこれから生き残りをかけた産業構造の大変革が始まります。
今回の視察は今後の会社の方向性を見極めるためのヒントとして大いに役立つものでした。

この機会を与えて頂いた皆様に感謝しています。