デジタル活用への思考

日経主催のデジタルイノベーション2019 テーマは“デジタル変革待ったなし”に参加してきました。
人手不足が背景にあり会場は熱心な参加者の熱気に満ちていました。
私の感想は、従来の業務ツールは習得するのにそれなりの経験と習得技術が
必要でしたが、それに人工知能を組み込み未経験者でも簡単にそれなりの結果を出せることを売りにしているものが多かったですね。
私達の生産性向上にも活かせそうなツールも複数あって思った以上の成果でした。

会場のグランフロント大阪では他のイベントもよく開催されており時流を
把握するには最適です。
既に、IR(統合型リゾート)プロジェクトを先取りしてアメリカのカジノ大手MGMがブースを設置してPR活動を行っていました。
どうしてもカジノばかりに焦点があたってしまいますが、同社は日本でも有名ショーである「シルク・ドゥ・ソレイユ」を運営している世界有数のエンターテイメント企業です。

貿易摩擦や覇権争いによって物の輸出には一段と障害が大きくなってくることを予測すると、やはり、これから日本は“モノ”から“コト”での魅力造りが重要課題となります。
全く業界は違うかもしれませんが、こうしたエンターテイメント企業から学べることはとても多いと思います。
身近なところでは、例えば東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、何度も足を運ぶ人達が数多く存在しています。
AIやIoTなどのデジタル活用は、業務プロセス改革には大いに役立ちます。
それらの活用により生まれた時間を有効活用して、更に魅力的な“コト造り”に繋げていくべきだと感じました。