レトロカルチャーのブーム再来

昭和の時代のあらゆるカルチャーが大ブームになっているようです。

元々、玩具や看板などは熱狂的なマニアが一定層は存在していましたが、
今回はその時代のモノ全てがブーム化しており相当大きいマーケットになりそうです。

 レコードは徐々に復活していましたが、最近はレディ・ガガなど有名アーティストも
 カセットテープでのリリースを行いました。
 デジタルに無い独特の音質や曲の連続性が再評価されたようです。

 中古品は昭和ファッションがフリマアプリを通じて飛ぶように取引され、
 新品も昭和文字をあしらった古いイメージのグッズなどもよく売れているようです。

 また西武鉄道は埼玉県所沢市にある西武園ゆうえんちに約100億円を投じて
 昭和レトロの街並みを再現するプロジェクトを発表しました。

 更に車業界でも、過去に市場を席捲した旧型車の人気が一段と高まったことで、
 自動車メーカーが部品メーカーと連携して
 純正部品の金型まで作り直して復刻生産を始めたそうです。

こうしたレトロカルチャーブームの背景には、新型コロナの蔓延による価値観の変化もありますが、
ミレニアム世代(平成初期世代)にとってはレトロこそ最新のデザインだろうと思います。

思わず私の時代の名曲である中島みゆきさんの「時代」を思い出し、時代は回っているんだなぁと再認識させられました。