久々の訪問で感じたアディティブ・マニュファクチャリングの最新動向

Formnext 2023は、ドイツのフランクフルトで開催された世界最大規模の
「アディティブ・マニュファクチャリング(AM)関連展示会」です。
私は、前回訪問から4年ぶりに、この展示会に足を運びました。

~飛行機でのフライト~
日本からフランクフルトへの直行便は、約15時間のフライトでした。
長時間フライトは少々げんなりしましたが、無事に目的地に到着しました。

~ホテル~
前回訪問時と同じように、フランクフルト中央駅周辺のホテルに宿泊しました。
街の様子は、大きく様変わりしたこともなく、安心感がありました。

~Formnext会場~
翌日、早速Formnext会場へ足を運びました。初日は、前回が物凄く人が多かったので
それを予測していたのですが、どちらかと言えば拍子抜けするぐらいの人流でした。
取引のある会社への挨拶もスムーズで、計画は順調にクリアできました。
その後は、新しいテクノロジーを優先的に探索し続けました。

~日本の展示会との違い~
日本の展示会との違いを一言で言うならば、個性的な製品がめちゃくちゃ多くて
全く飽きがこない!ことに尽きます。日本の展示会は、既に知名度が高い商品を、
あちこちの会社が展示している状態なので、あっという間に見終わってしまいます。

~コロナ禍の影響~
久しぶりのFormnext、コロナ後の初訪問でしたが、コロナ前以上に得られることが多かったと思います。
世界のAM業界も、コロナを契機に大きく方向性が変化してきたのではないか?と感じました。

コロナ以前は、AM量産が加速度的に進む方向性が強く打ち出されていましたが、
コロナ後の今回は、切削工法と組合せたハイブリット型であるとか、
より現実的な量産方式が提案されていたように思います。

~今後の展望~
Formnext訪問で、魅力的な製品を発見することができました。
これから日本でご紹介できることを大いに楽しみにしています。

~まとめ~
今回のFormnext訪問では、AM業界の最新動向を目の当たりにすることができました。
コロナ禍の影響で、AM量産の方向性がハイブリッド型へと変化しつつあることがわかりました。
また、個性的な製品が数多く展示されており、AMの可能性を感じさせられました。

今後もAM業界の動向を注視し、日本に最新情報をお届けしていきたいと思っています。