新年のご挨拶

旧年中は、多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
まず、能登半島の地震及び羽田空港の飛行機衝突事故で被災された皆様に、深くお見舞い申し上げます。

2024年は、日本が古き良き時代から転換する年とされています。
昭和29年(1954年)から始まった高度成長の余韻が今に至り、現在の位置関係で考えると、
昭和99年ということになります。
この100年の節目に、新しい仕組みの再構築が求められる時期となっています。

新型コロナの影響、少子高齢化、人口減少、そして30年と長期に渡るデフレ社会からの脱却といった
課題が明確化しています。これらの問題に対する新しいアプローチが必要です。

海外出張時、日本のサービスに慣れていることから、海外のサービスが不足しているように
感じることがあります。例として、飛行機や電車でのアナウンス、商品販売の方法など、
国内外で多くの違いが目立ちます。

では、今後どうしたら良いのか? 私は法人も個人も自立を強化すべきだと思います。
デジタル化は進行中ですが、それを活用するのは人間であることを忘れずに、
最大限の利用を目指すべきです。また、アナログの非効率な部分を改善し、
全体の効率化を進めることが大切です。

私たちは、研究開発の生産システムを提供しており、積極的な研究開発投資が
企業の好業績に寄与するとされています。2024年も、魅力的な製品をご紹介するために
尽力いたします。本年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。